鳥取大学 入学試験情報

農学部 生命環境農学科

森 莉子さん

菌類きのこの専門機関を持つ鳥大で学びたい!

私は高校で農業を学んでいて、毎年開催される「農業鑑定競技会」に3年間出場しました。これは、農業の専門知識を問うテストに答えて得点を競うもので、校内予選から県予選、全国大会まである大きな競技会です。その勉強をする中で、私は植物の病気に興味を抱きました。病気を引き起こすのはカビなどの菌類が原因であることがほとんどなんですが、私はその菌類病の奥深さが楽しくて。農学部附属の菌類きのこ遺伝資源研究センターがあり、菌類きのこの研究が行われている鳥大でもっと深く勉強したい思ったことが志望理由です。

一般入試も受けるつもりでしたが、専門高校からの受験となればハードルは低くありません。総合型選抜をはじめ、5つある受験チャンス全てに活かしてチャレンジしようと考えました。オープンキャンパスや各種資料、Webサイトで情報収集。過去の先輩方が記した受験レポートの情報はすごく役に立ちましたし、1つ上の先輩が同じように総合型選抜で鳥大に進学しておられ、高校の先生がつないでくださったことで詳しいお話を聞けたのが良かったです。それから、菌類きのこ研究の論文を読み、入学したらどんな研究ができるのかもチェックしました。

願書は大学へのラブレター、思いが伝わるように書こう

森 莉子さん

親身になってサポートしてくれた先生が、「自己推薦・志望理由書や2次の課題論文は、“大学へのラブレター”だと思って書きなさい」というアドバイスしてくれました。なるほど、と納得。鳥大の研究・教育と学生に求めるもの、それらと私自身がどうつながるのかを、これまで頑張ってきたことと菌類きのこ研究への思いにのせて、鳥大に振り向いてもらえるよう意識して書きました。あえていろんな先生に添削していただき、誰が読んでも私の思いが伝わるよう文章を整えていきました。

面接練習も、いろんな先生に相手をしてもらうと、それぞれ違う質問が飛んでくるので、その場で考えてパッと答える瞬発力、応用力が自然に身に付いた気がします。ぜひ試してみてください。

1次試験のオンライン面接は、自宅で受験する予定だったので、Web会議システム「Zoom」を親戚とつないで事前にパソコンのセッティングを確認。Wi-Fi環境に問題はないか、音声が途切れていないか等を入念にチェック。顔が明るく映るよう、パソコンの下に辞書や図鑑を置いて高さ調整も行いました。

討論には波がある。悪い時こそ力を合わせて!

森 莉子さん

グループディスカッションは、専門学校への進学や就職で既に進路が決まった人、受験にグループディスカッションがある人を集めて練習。3回しかできなかったので、あとはYouTubeの動画を見て、討論の流れをイメージしておきました。

本番は1グループ6人で討論。出題テーマが難しく、途中で話についてこられなくなった人がいて、とても苦しい時間帯がありました。しかし、“全員で受かろう”という意識を持ち、発言に悩む仲間に「これについてはどう思う?」「ここはこうだよね」とフォローし合えたことで、流れがだんだん良くなっていきました。

2次の個人面接は、日本や世界における農業課題についてどう思うか、という質問が多く、そのたび答えに悩みました。農業の知識は高校で培っていたことと、思いがけぬ質問でも動揺しないで答えられる練習ができていたことで、なんとかクリア。自信を持って堂々と話すことが大切ですね。

私は早い段階から総合型選抜での受験を決めていたので、高校生活をまじめに過ごし、中だるみして学業成績を下げないよう心がけていました。農業技術検定2級、英語検定2級の取得など、スキルアップにも努めました。総合型選抜は、高校時代全ての積み重ねが大きなアドバンテージとなる受験方法です。受験期には、その積み重ねで育まれた自分の価値を最大限に活かせるよう対策していくといいと思います。

後輩たちに贈る言葉

e-ラーニングで入学後に必要な学力がUP!

総合型選抜の合格は、発表直後から「入学前教育」が行われます。1回目のWeb研修では、同級生と交流できるし、在学生が大学生活についていろいろ教えてくれるんです。専門高校からの入学となる私は、果たして授業についていけるのかどうか心配だったんですが、先輩に直接様子を聞けたことで不安が払拭されました。

それから、e-ラーニングを活用した課題が出されます。課題をこなすことで、学力維持、学習習慣の継続に役立ちました。また、専門高校と普通高校では教科の学習内容が違っていて、私は農学で必要な化学の実力が足りないことに気付きました。課題の内容を高校の先生に解説してもらいながらコツコツ勉強。入学前に効率よく学力を補うことができるので、しっかり取り組みましょう。

MY FAVORITE TOTTORI

神様の恋を結んだ白兎伝説

鳥大から車で10分ほどのところにある「白兎(はくと)海岸」は、『因幡の白兎』伝説が伝わる地。古事記に記されている神話の舞台がこんな身近にあるなんてすごい。青く美しい日本海、白兎がいたとされる「淤岐ノ島(おきのしま)」を望む、眺めのいい場所です。

また、海岸の反対側には白兎神が祀られる「白兎神社」が。白兎が大国主命(おおくにぬしのみこと)と八上姫(やかみひめ)の結婚を予言したことから、縁結びスポットとしても知られています。観光に訪れた母が「恋みくじ」を引いていました(笑)。

鳥取大学入試一覧