地域学部 地域学科 教育科学コース(旧 人間形成コース)

教員になる夢を追いかけ、迷った末に見つけた希望
中3の時、バレーボール部顧問の先生が進路に悩む自分に寄り添ってくれたことから、僕は教員になるという将来を思い描くようになりました。
地元は兵庫県ですが、バレーボールの全国大会出場を目指して高校は鳥取の強豪校へ。寮生活をしながら部活動中心の生活を送っていました。だから大学進学については、共通テストの時期に春高バレーがあるため、一般入試ではなく総合型選抜でいこうと決めていて、当初は他県の国立大学教育学部を狙っていました。ところが高3の春、春高バレーの県予選と志望校の受験日が重なることが判明……。どちらを取るべきか悩んでいたとき、先生が見つけてきてくれたのが、試合の日と重ならない鳥大の総合型選抜だったんです。
まだ迷いがある中、夏のオープンキャンパスに参加しました。すると、そのときに受けたマイノリティーの問題について考える教育社会学の講義がとても面白くて。「この先生の授業を受けたい!」と、鳥大への思いが膨らみ始めました。高校では地域課題の解決を考える探究活動に取り組みましたし、僕の地元も田舎で、学校と地域のつながりが強い環境で育ったので、地域に根差した教員を目指す僕の夢を叶えられる大学だと感じました。
丸暗記はバレる!? 面接はその場で自然に出た言葉が一番

そこから受験準備をスタート。いきなり壁にぶつかったのが、自己推薦・志望理由書の作成です。書きたいことがたくさんあるのに、文字数が少ない。その中でいかに自分の魅力を伝えるかが難しくて。苦悩する僕に進路指導の先生が、「文章で説明しすぎたら、面接で質問することがなくなる。詳しく話せることはあえて省いて書こう」とアドバイスしてくれました。
そして、もう一つ大変だったのは、継続していた部活動との両立。夏休み中ずっと県外遠征に出ていたので、自己推薦・志望理由書の作成にかかるのは練習終了後の夜だけ。持ち込んだパソコンで先生とやりとり。提出した文章を先生が昼の間にチェック、僕は届いた添削を夜に読み返し、書き直して先生に送るという作業を繰り返し、なんとか完成させました。
出願後は平日の部活を休ませてもらい、ひたすら面接練習。いろんな先生に相手をしていただき、様々な角度からアドバイスを頂けたのが良かったです。中でも印象に残っているのは校長先生の言葉。「丸暗記した文章で答えようとしすぎている。この中で伝えたいキーワードだけに丸を付けて。それを頭の中でつなげて話すように」と教えてくださったんです。少し難しかったけど、本番までの1週間はそのやり方で練習しました。
想定外のことが起きても動揺せず、臨機応変に

2次試験では、必ず教育に関するテーマが出題されます。ですから、その対策として、先生から借りた教育キーワード本を読んで基礎知識を身に付け、実際の教育現場でどんなことが起きているのか新聞記事などから具体例を学ぶことに努めました。全ての試験に応用できるものですから、やっておいて損はないです。
グループディスカッションは、2グループに分かれて行われると思っていたのに、10人全員でのディスカッションに変わっていたのでビックリ! 年によって違うんですね。
自分の意見を言うことも大事ですが、しゃべりすぎは禁物です。仲間の発言にしっかりと耳を傾け、大きくリアクションして意思表示。反対意見を出すにしても、まず“共感”を示すことを心がけました。
最後にまとめた意見を皆で発表したところ、短すぎたようで、面接官の先生から「残り6分あります。一任しますから、自由にどうぞ」との振りが。少しでも何か言わなければと頭を巡らせ、僕が口火を切って補足説明。そして仲間に目線を送り“次、頼む”の合図。察知した一人が続いて発言してくれて無事終了。ピンチがあっても最後まで諦めず、受験生全員で力を合わせて乗り切りましょう。
後輩たちへ贈る言葉
自分の中に地域教育の“軸”をつくっておこう
2次の課題論文では、思いもよらないテーマが出され、自分の考えをどうまとめるべきかとても悩みました。個人面接でも、教育に関して突っ込んだ質問があり、答えるのが難しい場面が。そんなとき僕を助けてくれたのが、オープンキャンパスで聴講したマイノリティーの話。そこに受験までに蓄えた知識も引っ張ってきて、つなげてつなげて、自分なりの答えを導き出すことができました。
教育に関する自分の軸を一本持っておくことで発言がブレないし、組みかえたり何かを付け加えたりすることで別の展開を示すことができるかもしれません。受験前に考えを深めて、自分なりの“軸”をつくっておきましょう。
MY FAVORITE TOTTORI
心があったまる優しい声かけ
高校生の時から実家を離れ、鳥取で寮生活を送っていた僕。来たばかりの頃は、学校以外に知り合いはいませんでしたが、バレーボール部のユニフォームを着て町を歩いていると、通りすがりに「部活、お疲れさま」と声をかけてくださるんです。ショップの店員さんも「来週、試合なんでしょう。頑張ってね!」と応援してくださるからうれしくて。
なんてことはない声かけですが、ふんわり包み込まれているような温かさ、故郷と同じような安心感があります。
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