鳥取大学 入学試験情報

地域学部 地域学科 地域創造コース

森田恒志郎さん

いつか故郷に還元できる知識を、鳥大なら学べる!

僕は地元の三重県伊賀市を誇りに思っていて、「伊賀市を支える名アクターになる」というのが将来の夢。そのためにも一度地元を離れ、完全に外から眺めてみたいと考え、県外の進学先を模索していました。そんなある日、鳥大に地域学部があることを知りました。高3の夏、オープンキャンパスに参加。そこで、地域へ出かけて調査研究を行うフィールドワークの授業があることや、「地域学は学力だけではない。そのためにAO入試がある」という話を聞いて、「ここだ!」と直感。地元に帰ってすぐに出願の準備を始めました。

吹奏楽部の活動をまだ続けていたのですが、出願締切までの約1カ月間は部活を休み、志願票の作成と面接練習に集中。授業間の休憩も昼休憩も、文章を書いたり関連する本を読みあさったりして過ごすという、今まで経験したことのない忙しさでした。志願票はベテランの国語の先生に添削してもらったんですが、小さい字でズラーッと書いて出したら、「読む気が失せる」と注意されて。内容はもちろん、文字サイズ、漢字と平仮名の使い分けなども気にしながら、読みやすく伝わる文章にするようアドバイスを受けました。用紙をたくさんコピーして何度も書き直していたら、締切ギリギリの出願になってしまいました。

苦手分野はとことん練習、得意分野は楽しみながら

森田恒志郎さん

1次の面接練習は、毎日いろんな先生に見ていただきました。はじめに結論を言う、つらつらと長い文章で話さない、といったことに気を付けながら繰り返し練習。そして、最後の砦は校長先生。ノックの仕方・速さ、入退室まで細かく注意してくれたのがありがたかったです。本番はあっという間に終わった感じ。全然話し足りなくて、「落ちた?」と不安になるぐらいでした(笑)。

2次の課題論文対策は、まず地域に関する本をたくさん読むことから始めました。そして次に、記憶を頼りに本の要約を書く練習。ポイントを押さえて、初めて読んだ人でも理解できるようまとめることに注力。文章を書くのは不得意だったけど、書く・添削してもらうを繰り返して少しずつ克服していきました。

逆に、人前で話すのは得意分野。グループディスカッション対策は、ルールやコツを把握する程度で済ませました。本番のテーマは「町内会」。その必要性や役割について考えるというものでした。2次選考は2日間あるんですが、1日目で受験生同士がすっかり仲良くなっていたので、緊張感なくディスカッションができました。まるで地域学部の授業を受けているみたいな感覚になって、「こんな楽しいことができるんだ。やっぱり入学したい!」と、思いが強くなったのを覚えています。

知識を“広げる”と同時に“深める”ことも忘れずに

森田恒志郎さん

2次の個人面接は、志望理由や自己推薦の内容だけでなく、地元のことや鳥取県の情報も調べ、何を聞かれても答えられるよう準備して臨みました。いよいよ本番、まず「伊賀市で地域の人が幸せになれるようなことをやりたい」と話したところ、「幸せとは何か」と想定外の追及が! なんとか返答できたものの、すごく困りました。あらゆる角度で考えを深めておくことが大切ですね。

AO入試と推薦入試Ⅰの合格者は、「入学前教育」を受けます。2泊3日の「合宿研修」では、地域活性化に関するグループワークがありました。他学部の人たちから新しい気付きをもらうことができたし、すごく楽しかったです。合宿後は、入学までの期間に「e-ラーニング」で課題をこなしていきます。苦手な英語はこの機会に強くなっておこうと思い、真剣に取り組みました。国語の課題はレポートにまとめる形式だったので、四苦八苦。でも、大学でやるレポートや論文はもっと大変です。この課題はそのためのステップだったんだと、入学後に気付きました。毎日計画的に進め、きちんと最後まで取り組むことで、必ず入学後の学修に役立つと思います。

後輩たちへ贈る言葉

志願票に面接対策をこっそりプラス

志願票を書くとき、その後の面接も想定してちょっとだけ工夫しました。面接官の先生は必ず、受験生が書いた志願票を見ながら質問をされます。だから、自分の伝えたいことを全部書き切ってしまうと、面接で話すことがなくなってしまうかもしれません。そこで、「ここは突っ込んで聞いてほしい」というところを2カ所ほど作って、その部分は内容を少し薄めに書き、そのほかの部分は詳しく書くというように、メリハリを付けておいたんです。もし余裕があるなら、そんな戦略を描きながら内容を構成すると、面接が少しだけ楽になりますよ。

MY FAVORITE TOTTORI

人と人とのつながりにほっこり

僕は、地元住民と鳥大生をつなぎ、地域のにぎわい創出を考える「鳥取大学学生にぎわい創造プロジェクト」という活動をしています。鳥取の皆さんは、僕たち学生を快く受け入れてくれて、アイデアや意見を積極的に取り入れようとしてくださるので、とてもいい活動ができています。またありがたいことに、皆さんが家で作った旬の野菜やお米をお裾分けしてくださることも。ほとんどそれで食べていけるくらい(笑)。あったかい心遣い、人と人とのつながりにホッとします。

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