鳥取大学 入学試験情報

地域学部 地域環境学科

五百井拓哉さん

「絶対に行きたい」気持ちを胸に、AOで合格チャンスを増やす。

僕が鳥大の地域環境学科に進学しようと思ったのは、小学校時代の引っ越しがきっかけ。新居のキッチンはガスコンロじゃなくIH調理器だったので、電気の使い方や自然エネルギーについて興味が湧いたんです。

大学案内やホームページをチェック、自然エネルギー分野を研究されている田川公太朗先生の研究室で学びたいという思いが芽生えました。推薦や一般入試での受験も視野に入れていましたが、合格チャンスを1回でも逃すまいと、まずはAO入試にチャレンジすることに。担任の先生にほかの大学も勧められたけど、僕の決意は揺るぎませんでした。

高3の8月、オープンキャンパスに参加。田川先生の研究室は見学できなかったけど、大学の雰囲気を体感することができました。後で知ったんですが、オープンキャンパスではAOの過去問が見られるそうです。これから参加する人はぜひチェックしておくといいと思いますよ。

願書でしっかり自己アピール。面接でさらに詳しく自分をプレゼン。

五百井拓哉さん

生徒会活動等を通じて「話す」ことは結構得意な僕ですが、逆に「書く」ことは大の苦手。だから、何よりも入学志願票をまとめることに力を注ぎました。募集要項を3冊入手して何度も書き直し、国語の先生に添削してもらいました。とても面倒見のよい先生で、「アピールポイントをもっと具体的に」「本を参考にして書いてみたら?」などいろんなアドバイスをしてくれて、なんとか乗り切ることができました。

第1次選考の会場は、鳥大のほか、東京、大阪、岡山、福岡の4 都市に用意されていました。大阪も近いんですが、道に迷って遅刻してはいけないと思い、僕は岡山会場で受験しました。

志願票をしっかり書き込んでいたおかげで、面接は楽な気分で臨むことができました。書いた内容に基づいて話を肉付けしていけばいいんですから。面接官の先生がフランクに話しかけてくれたから緊張もなく、試験なのに楽しかった!

環境問題の基礎知識は必須。受験前にできるだけ蓄えよう。

五百井拓哉さん

2次選考の小論文には英文も出てくるので、英語の先生に環境系の受験問題をコピーしてもらい事前にアタック。専門用語が多い分野なので、環境汚染や地球温暖化、黄砂の被害といった環境問題についての基礎知識をしっかり頭に入れておくこと。もし分からない用語が出てきても、あまりそれに固執しないこと。今持っている知識で自分なりに考えをまとめることがポイントだと思います。

課題作業では、与えられたデータを解析しグラフ化、読み取れる事柄をまとめる問題が出ました。どんなグラフにすれば分かりやすいかなど、応用力が必要になってくると思います。

将来どういう道に進み、どんな職業に就くかはまだ漠然としているけど、2年になり、学科の勉強もこれから本格化してくるところ。やっと「はじめの一歩」を踏み出すことができるので、これからが楽しみです。

今だから言える!後輩たちへの贈る言葉

「入学前教育」で不安解消!

鳥大ではAO入試と推薦入試Ⅰの合格者に対して「入学前教育」が行われます。2泊3日の合宿研修では、模擬授業や学部・学科の説明、在学生との交流といった様々なプログラムが。その中にグループワークがあったんですが、女子は意思が強く、発言に迫力があってちょっとビックリ(笑)。でも、合宿を通してAO受験者同士でつながりができ、大学生活に対する不安が軽くなりました。

また、e-ラーニング(パソコンを利用した遠隔学習)を利用した指導もあり、入学までの期間に学力アップを図ることができます。

鳥取のお気に入り

近場の海岸で魚釣りを満喫

小さい頃から釣りが趣味なので、日本海でフィッシングできるのがうれしい! 近場の賀露海岸でキスやアジをゲット。「自分で釣った魚は自分でさばけ」と父にさばき方も教わっていたので、自分で調理してペロリ。1年たって鳥取のこともだいぶん分かってきたし、車の免許を取ったら遠くの釣り場にも出かけたいな。

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