鳥取大学 入学試験情報

地域学部 地域文化学科

中田心さん

“鳥取の魅力”を発信したい。夢に向かってAOでチャレンジ!

私は鳥取生まれの鳥取育ち。幼い頃から家族とともに鳥取県内の様々なスポットを巡って楽しんできたので、「鳥取は魅力がいっぱい!」と思っているのに、周囲の人からは「何もない。つまらない」の声。そんな言葉にいつも不満を感じていました。

そんな思いを知ってか、進路に悩む私に担任の先生が差し出してくれたのは地元・鳥大の資料でした。最初は興味がなかったけど、AO入試ガイドを読んでみると、地域文化学科のアドミッション・ポリシーや講義内容は私がやりたいことそのものだったんです。しかも、AO入試なら自分の意欲を存分に示すことができる。このチャンスにかけることにしました。

夏休み中も毎日登校。友達からの遊びの誘いをすべて断って、入学志願票の作成、1次面接・2次選考の準備と、夜遅くまで必死に頑張りました。面接練習では、校長・教頭・生活指導等々いろんな先生方に相手をしていただきました。すごく厳しくて、鋭い質問や深い突っ込みに追い込まれ、「もうダメ」と泣いたことも。でも試験当日は、指導してくれた先生方が温かく送り出してくれたんです。うれしかったですね。

多様&濃密な2次対策は早めに。そして、個性を大いに発揮しよう。

中田心さん

2次選考の準備は、AO受験を決めた直後から開始しました。1次面接の結果を待ってからでは間に合わないと思いますから、対策は早めに。

「自己表現」で何を行うか、すごく悩みました。幼い頃から続けてきた習い事などないし、高校では部活動に入っていなかったので。そこで、英語スピーチコンテスト出場の経験を生かし、鳥取在住の外国人にアンケート調査を行い、集計結果を英語でプレゼンすることにしたんです。

担任(英語科)とALTの先生の人脈を頼りに、外国人の方にアンケートを配布。データを集計し、15分程度の発表にまとめました。発表内容の英文法チェック、発音や抑揚の付け方、スピーチを区切るところなど、先生が熱心にアドバイスしてくれたのでとてもありがたかったですね。

当日の待合室でほかの受験生に尋ねてみると、書道パフォーマンス・神楽・中国語スピーチ等々、みんなの個性とアピール力に圧倒。でも、「私だって負けないくらいしっかり準備してきた」と、自信を持って臨みました。

討論ではテーマ文を十分に咀嚼、反論も想定して考えをまとめよう。

中田心さん

グループディスカッションは、まず提示された課題文を読んで自分の意見をまとめ、その後全員で討論するというスタイル。自分の発言に対して質問・反論を受けたときにきちんと受け答えできるよう、課題文を読み込む時間内に考えを深く掘り下げておくことがポイントですね。

課題論文の練習は、とにかく数をこなすしかない。過去問や先生からの出題に、何問もチャレンジしました。1つのテーマを1日で終わるのではなく、何日もかかって取り組んだことも。地域文化についての本を読み、知識を蓄えることも心がけました。

2次選考の個人面接では、英語による質疑応答があります。私はALTの先生を相手に練習しました。将来の夢や学科でやりたいことなど、基本的な質問には答えられるような対策は必須ですよ。

今だから言える!後輩たちへの贈る言葉

つらくても対策は十分に、本番は笑顔で!

AO入試は、自分がどんな人間で、将来何をやりたいのか、どれほどの意欲があるのかをアピールしたい人には最適の入試形態です。試験に向けての準備や勉強は、短い期間にやらなければいけないことがたくさんあるので、とにかく大変! うまく進まずつらいことも多いけど、興味があること、好きなことだったら頑張れるはず。しっかりと準備できたら、あとは試験を楽しんでください。楽しむことができたら、きっと自分の夢に一歩近付くことができると思います。

鳥取のお気に入り

夏は日本海ビーチで海水浴を

「因幡の白うさぎ」伝説で有名な白兎海岸、美しい景勝の浦富海岸など、鳥取の海は透明度が高くてに最適! 穴場で泳ぎたいなら、岩美町の牧谷や大谷海岸がオススメ。プライベートビーチみたいですよ。

鳥取県東部の海岸は、世界ジオパークに認定された「山陰海岸ジオパーク」の一角。「鳥取砂丘」から広がるきれいな砂浜、リアス式海岸の切り立った岩壁や奇岩・洞門など、変化に富んだ地形や景色も楽しめますよ。

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