鳥取大学 入学試験情報

地域学部 地域文化学科

近藤美幸さん

〆切り直前に見つけた進路。特長を生かしてAOで挑戦!

私が地域文化学科のAO受験を決めたのは、出願〆切り直前の高3夏休み明け。中学校の国語教師になりたいと考えていて、当初は別の大学の文学部を志望。そこへ担任の先生が鳥大のAO入試を見つけてきてくれたんです。5歳から書道、小2からソフトボールを続けてきたことが活かせると思い、即決。すぐさま準備に取りかかりました。

でも、受験までには様々な壁が待ち受けていました。最初の壁は自己推薦書の作成。書道は八段を持っていますが、それは自分にとっては当たり前のことで、特別なことだと思っていませんでした。友達や先生に「何でそんなスゴイものを今まで出してなかったんだ」と指摘され、目からウロコ。ただ、それだけではアピール不足。どういう観点で深めるかが難しかったですね。先生の添削を受けながら、日本独特の文化であり、その修練の中で心の落ち着き、根気が芽生えたことなどをできるだけ具体的に記入しました。

面接の一番の敵は"緊張"。練習で慣れて、本番は楽にいこう。

近藤美幸さん

1次面接の練習では先生のするどい突っ込みに答えることができず、くじけそうになったことも。すると先生が「厳しい練習をしておけば本番のほうがやさしく思えるから頑張ろう」と励ましてくれました。

緊張すると変な癖が出るらしく、無意識のうちに髪をつついていたり、手を妙に動かしてしまったり。結構注意を受けました。態度や目線、姿勢を崩さないようにすることも忘れないで。

たくさん指摘を受けた練習のおかげで本番は緊張もなく、逆に自分のことを知ってもらえるのが快感だったくらい(笑)。終わった後は気分スッキリでした。

地域・文化の情報収集は必須!多様な試験だけに対策は早めに。

近藤美幸さん

2次の自己表現では書道を実演。道具の準備から始まり、姿勢や心構え、書き方、片付け方まで、すべてを見ていただきました。

グループディスカッションは、まず3つの資料を読み、それぞれの資料について自分が思うことを発言、それに対して周りの人が1人ずつ質問していくというやり方でした。発言した人に対する質問を考えるのが意外に大変! 自分の意見を述べるときもそうですが、地域や文化のことについてたくさん知識を蓄えておいたほうがいい、と改めて実感。「新聞を読め」とよく言われますが、やはりそれは大切なことです。

個人面接の英語による質疑応答は、グループディスカッションや課題論文の対策に追われて手が回っておらず、想定していなかった質問をされて大慌て! しどろもどろでなんとか答えたものの、準備不足が露見する結果に…。AO入試は9月、10月と早い時期に試験が行われるので、早め早めに対策をスタートさせることが重要ですよ。

今だから言える!後輩たちへの贈る言葉

クラブ活動で強い自分に成長

鳥取大学でもソフトボール部に入部、3年次にはキャプテンを務めました。顧問の先生が一から十まで面倒を見てくれる中学・高校とは違い、大学では自分たちで部を運営していかなければいけません。部費の管理、練習・試合の計画、部員への連絡、初心者の指導等々、人をまとめていくことの大変さを思い知りました。でも、これは教師への第一歩かなと。「みんなが気持ちよく活動するにはどうしたらよいか」を常に考え、チームを引っ張ってきたことは、教師になったときにきっと役立つと確信しています。大変だったけど、自分が強くなったような気がします。

鳥取のお気に入り

鳥取駅前でカフェめぐり

鳥取駅前周辺にはかわいいカフェがいっぱい! 地元にはそんなにないので驚きました。カフェめぐりを楽しんでいます。古民家を改築したものや、こだわりのコーヒーやパンが頂けるお店など個性派ぞろい。私は、木づくりで優しい照明のカフェでくつろぐのが大好きです。ステキなカフェを訪れるたび、「ここの人たちはみんな、本当に"鳥取"のことが好きなんだなあ」と感じます。

この他の学科の在学生からのメッセージもチェックしよう!

地域学部

工学部

農学部

鳥取大学入試一覧